太陽も雨も

先週は梅雨の長雨で、これでもか!というくらい雨が続きました。わたしはもともと雨がそんな嫌いではないのですが、それでもここしばらくの長雨には参りました。プランターで育てているバジルは順調に成長していたのが、日照時間が少なかったのでしょうか、葉っぱが黒ずんできて、カビが生え、ついに半分以上枯れてしまいました。

そんな長雨が続きましたが、先週の金曜日、久しぶりに青空が戻ってきました。青空を見たときの喜び!日差しを浴びて肌がじりじりと焼ける感覚。生き返ったような気持ちがしました。

11日は甲府教会に出席しました。この日の甲府の最高気温は35度。そして13日の八王子の最高気温は37度でした。

つい数日前に「太陽が恋しい!」と思っていましたが、暑い日が続くと「雨が降ってほしい」と思う。我ながら人間って勝手なものだなと思います。

甲府で桃の栽培に詳しい方のお話を聞きました。雨が続き過ぎると実が重くなりすぎて、収穫前に落ちてしまうそうです。雨が降らなくても実りが悪くなるが、日照が不足しても困る。人間も植物も「ちょうどいい塩梅」というのが難しいのですね。 太陽も雨も20150718

イエス様は次のように言われました。

父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。

(新約聖書 マタイによる福音書5:45 新共同訳聖書)

私たちの人生にも「晴れの日」と「雨の日」があります。神様は私たちに「太陽」も「雨」も、その両方が必要であることを知っておられるからです。厳しい暑さや台風の中にあっても皆さまの安全が守られ、すべての必要が満たされますようにお祈りさせていただきます。

※写真は夏の日差しが戻って来た八王子市内の様子です。

セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋