いよいよクリスマス本番を迎えようとしています。プレゼントを贈り合ったり、ケーキを食べたり、パーティーをしたり…クリスマスならではの様々な楽しみがあります。あなたの「クリスマスの喜び」は何ですか?
彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
マタイによる福音書2:9~11
※写真は、我が家のクリスマスツリーとアドベントカレンダーです。
東の国からやってきた博士たちが、イエス様がお生まれになった場所を指し示す星を見つけたとき、彼らは「喜びにあふれた」と書かれています。彼らの喜びは、目的地を見つけた喜びであっただけでなく、自分自身が大切にしてきた「宝の箱」を開けて、そのすべてを献げることのできる本物とついに出会った!という喜びでした。
ご自身の命を献げるためにこの地上に来てくださったイエス様のお誕生をお祝いする、クリスマス。
聖書がわたしたちに教える「クリスマスの喜び」は、「与える喜び」「献げる喜び」です。
今年のクリスマス、わたしたちの「クリスマスの喜び」を、「受け取る喜び」から、「与える・献げる喜び」としていきたいですね。寒さの厳しい季節ですが、イエス様のあたたかさが一人でも多くの人の心に届くクリスマスでありますように。
セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋