テレビやインターネットで、動物たちの面白くも可愛い映像を目にします。何故、こんなに可愛いのだろうと思ってしまいますが、神様が造られたので可愛くて当たり前かもしれません。
「地は、それぞれの生き物を生み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに生み出せ。」(聖書 創世記1:24 新共同訳)
天地創造の第六日目に、神様は地の上で生活する生き物を造られました。どのような種類がいて、どのような大きさで、見た目だったのかは想像の範囲でしかありませんが、きっと愛らしい生き物ばかりだったのではないかと想像してしまいます。
そして、その同じ日に神様はそれらの生き物とは別に、特別な存在を造られました。
「神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」」(聖書 創世記1:26 新共同訳)
神様が造られた特別な存在。それが人でした。神様は、人を造るにあたり、モデルを用いられました。そのモデルとは、神様ご自身でした。
神様が造られたものの中で、人が特別であった理由は、神様をモデルにし、神様に似た者として造るという明確な意図があったからでした。
そして、神様は人を造る際にも特別な方法を用いられました。
「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」(聖書 創世記2:7 新共同訳)
人は、神様が丹精込めて造られた特別な作品でした。神様は、私たち一人一人のことも同じように特別な存在として見てくださっています。