雨が降った後に大きな池を訪れた時のことです。池の中の水はとても濁っていました。恐らくいつもはとても綺麗な池だったのではないかと思います。
池の周りは散歩コースになっており、いくつかのコースを選びながら池の周りを一周することができるようになっていました。
綺麗な池を見ながら自然の中を散策できると楽しみにしていましたが、池は諦めて周りの自然を見ながら散歩を始めました。
池を周ると言っても、小高い丘を登り降りするような道を行くため、中々歩き甲斐のあるコースです。
その道の途中、水の流れる音が聞こえてきました。木の板一枚くらいの小さな橋がかけられている下を、池から流れて来た水が通っていました。
驚いたのは、あの濁っていた池の水が、一度流れ出すととても綺麗な水となって流れていたことでした。
「イエスは立ち上がって大声で言われた。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」」(聖書 ヨハネによる福音書7:37∼38 新共同訳)
イエス様は、私たちに御自分のもとへ来て飲みなさいと言われます。イエス様から飲んだ人は、自分の中にはなかったはずの「生きた水」が流れ出てくると言われました。きっと、その流れ出る水は、おどろくほどに澄んだ綺麗な水なのではないかと思います。私たちもイエス様のもとへ行き、生命の水を飲みましょう。