高尾山には、頂上を目指すにあたり幾つかのコースがあります。整備された道ではなく6号という自然の山道を登るコースで頂上を目指しました。
1時間かけて頂上にたどり着くと、沢山の人たちがお昼の休憩をしているとこ
ろでした。小学生の子どもたちが遠足か何かで来ていたようで、皆でお弁当を食べている姿も見られました。
お弁当を食べ終わった子たちが元気に走り回っている姿を見ながら、どこのコースを登って来たのだろうか。ケーブルカーで登って来たから元気なのかな。そんなことを考えながら山を降り始めました。
降り始めてすぐ、長い階段が待ち構えています。その階段をある程度降りたところで
、3人の御婦人がこんな会話をしていました。
「え、こんなに長い階段なの?」
「もうここで折り返しましょうか。。。」
「何言ってるのよ。せっかくここまで来たんだから。何のために頑張ったかわからなくなっちゃうじゃない。頑張りましょうよ」
協議の結果、御婦人たちは頑張って階段を登って行かれました。
「疲れた者に力を与え 勢いを失っている者に大きな力を与えられる。
若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが
主に望みをおく人は新たに力を得 鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。」
(イザヤ書40章29~31節)
私たちの歩む道において、疲れたり、もう先に進むのをあきらめたくなってしまうことに直面することがあります。
しかし、神様はそんな私たちに「新たに力を与え」てくださると言っておられます。「走っても弱ることなく、歩いても疲れない」。それが、神様に望みをおく人の歩みです。
イエス様とお会いするその日まで、Uターンせずに歩み続けましょう。