天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。生るるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、…神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。
(旧約聖書 伝道の書3:1,2,11 口語訳)
卒業シーズンを迎えています。我が家でも次男が高校を、そして三男が中学校を卒業しました。3年間というのは長いようで短いものです。不安と寂しさを感じながら送り出した子どもたちが、身も心も大きく成長して帰って来る姿が見られるというのは本当に感謝です。
さて、聖書は「すべてのわざには時がある」と言っています。
何かが始まる時があり、それが終わる時がある、私たちはそのような現実の中に生きています。今という時がいつまでも続くことが当たり前であるかのような錯覚に陥ってしまうことがありますが、この「時」がいつまでも続く訳ではないのです。もしもそうだとするならば、私たちは今の時にしか出来ないことが何かをもっとよく考え、今の時をもっと大切に生きる必要があるのではないでしょうか。そのように考えさせられました。
あなたに与えられている「今という時」にしか出来ないことは何ですか?