私たちは一般的に、よく晴れた日のことを「いい天気」と言います。確かに雲ひとつない青空を眺めていると心の中まで爽快な気分になってきますし、外で身体を動かしたり、ふとんや洗濯物を干すことが出来るのは嬉しいことです。しかし、「晴れの日」=「いい天気」、「雨の日」=「悪い天気」と言うのは、雨に対して(雨を降らしてくださる神様に対して)失礼な気がするのは私だけでしょうか?
日本のお正月に欠かせないものの一つに、みかんがあります。今シーズンは21年ぶりにみかんが品薄で値段が高騰しているそうです。生産者の方によると、「みかんの木が一番水を必要としている時期に雨が降らなかったのが影響しているのでは?」ということでした。
植物が実を実らせるのに太陽の光と雨の両方が必要なのと同じように、私たちの人生にも、「晴れの日」と「雨の日」の両方が必要です。私たちはしばしば「なんで今日雨が降るかな…。」と不満をこぼしますが、その雨が私たちの必要を満たしているのです。
間もなく2017年が終わり、新しい年を迎えようとしています。一年の歩みの中には、雨の日も晴れの日もありました。そのすべてを神様が最善へと導いてくださることを信じ、感謝します。
天が地を高く超えているように/わたしの道は、あなたたちの道を/わたしの思いは/あなたたちの思いを、高く超えている。
雨も雪も、ひとたび天から降れば/むなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ/種蒔く人には種を与え/食べる人には糧を与える。
そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も/むなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ/わたしが与えた使命を必ず果たす。
(旧約聖書 イザヤ55:9~11 新共同訳)
We say on a sunny day, “The weather is so nice today!” Certainly, on a sunny day we can exercise outdoors or dry clothes.
However, I think, is it correct to call “sunny days” are “nice weather”, and “rainy days” are “bad weather”?
Japanese people usually eat “Mikan”(oranges) in winter. It is a necessity in winter. However, this year the oranges are short. One of the causes seems to be that there was little rain in the summer. For plants to produce fruit, both sunshine and rain are needed. In the same way, both of us are necessary for our life.
We will complain when it rains. However, the rain meets our needs. The year of 2017 almost done.
There were sunny days and rainy days in our 2017. I believe that God will guide all of them best.
“As the heavens are higher than the earth,
so are my ways higher than your ways
and my thoughts than your thoughts.
As the rain and the snow
come down from heaven,
and do not return to it
without watering the earth
and making it bud and flourish,
so that it yields seed for the sower and bread for the eater,
so is my word that goes out from my mouth:
It will not return to me empty,
but will accomplish what I desire
and achieve the purpose for which I sent it.(Isaiah 55:9-11 NIV)