「大声で言った」

今週月曜日から木曜日まで全国の牧師たちが集まり、研修を受けました。その中で「何を/どのように/なぜ伝えるのか?」という講義がありました。その内容から少しご紹介させていただきます。

わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て、大声で言った。「神を畏れ、その栄光をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい。」

(新約聖書 ヨハネの黙示録14:6,7 新共同訳)

これは私たちセブンスデー・アドベンチスト教会が特に大切にしている、三天使のメッセージの中の最初の天使のメッセージです。この天使は大切なメッセージを文字通り世界中に住むすべての人たちに広く伝えるために「大声で」叫びました。 

重要で緊急な知らせを、遠くにいる人たちにまで確実に伝えたいとき、私たちの声は自然に大きくなります。今から約150年前、私たちの教会の信仰の先輩たちは、「キリストの再臨が近い!」という重要なメッセージを当時の最先端のメディアだった印刷物を使って大々的に宣べ伝えました。

最近、私たちの教会のホームページを閲覧された方々からの問い合わせが少しずつ増えて来ています。この時代、私たちは神様から委ねられた大切なメッセージを広く宣べ伝えるのに、このインターネットという方法をもっと研究・活用する必要があると感じました。

あなたが「大声で」宣べ伝えたいことは何ですか?そして、それをどのような方法で発信することができるでしょうか?

セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋