海の日の連休に実家に帰り、母方の親戚の集まりに参加しました。しばらくぶりに再会したおじさん・おばさん、いとこたちとその家族(初めて会った小さな子どもたち)と一緒に過ごしていると、時計の針が子どもの頃に戻ったような(そこから急に進んだような)不思議な感覚になりました。総勢34人が集まりました。
おじいちゃんおばあちゃんの血が、母やそのきょうだいたちに受け継がれ、またその子どもたちにも脈々と流れているんだなあ、と感じる場面がしばしばありました。
働き者だったおばあちゃんによく似て、真面目によく働くおばさんたち。
明るく面倒見がいいおばさんによく似た従姉妹たちは、おばさんの生まれ変わりのように、しっかり者のいいお母さんになっています。
神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。
(旧約聖書 創世記1:26 新共同訳)
それからさかのぼると、…そして神に至る。
(新約聖書 ルカによる福音書3:38 新共同訳)
子どもが両親に、そして親が祖父母に良く似ているように、私たち一人一人は神様に似せて造られました。さかのぼって行くと「神に至る」と書かれてある通りです。
罪の影響によって、私たちは神のかたちを失ってしまっていますが、それでも「神に似せて造られた者」です。実家に帰る時、自分のルーツを思い出すことが出来るように、神様の元に立ち返る時、自分が何者なのかを再確認し、本当の自分自身を取り戻す事が出来るのです。
セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋
※写真は解散前にみんなでスイカ割りをしたときの様子です。