長男の卒業プログラムに出席するため、広島三育学院に行ってきました。広島三育学院の卒業プログラムは、金曜夜の卒業献身会・土曜日の卒業礼拝・日曜日の卒業式と3日続けて行われます。土曜日の礼拝の後にはバプテスマ式が行われました。当初2名の3年生がバプテスマを受けると発表されていましたが、当日朝に一人加わって、3名の3年生が、そしてさらに土曜日の夜に急遽1名の3年生がバプテスマを受けました。
卒業式の前日にバプテスマを受けた4人には、それぞれの迷いや悩み、心の中の戦いがあったことでしょう。急遽決まった夜のバプテスマ式も、本人は以前からバプテスマを希望していながら、ようやく保護者の了解が得られてこのタイミングでのバプテスマになったということでした。
「○○くんがバプテスマを受けることになりました!」という発表がされたときには、大きな喜びと感謝の拍手が全校生徒から湧き起こりました。雪が舞う中の式になりましたが、心の中が熱くなるひとときでした。
青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。「年を重ねることに喜びはない」と言う年齢にならないうちに。太陽が闇に変わらないうちに。月や星の光がうせないうちに。雨の後にまた雲が戻って来ないうちに。
(旧約聖書 コヘレトの言葉12:1,2 新共同訳)
悩みや葛藤、様々な試練を経験した高校生活の中で、創造主と出会い、一生従っていくことを決断した彼らが、天の御国に入る日まで、すべての誘惑や災いから守られて信仰を守り通すことができるように祈りたいと思います。
セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋
※写真は、安息日礼拝後のバプテスマ式の様子です。