新しい年がスタートして1週間が過ぎました。正月休みも終わり、普段通りの生活が再開しました。慌ただしい日常に追われて新しい年の決心・目標を忘れてしまわないように、ここに記録しておきたいと思います。
私の2016年の目標は「心と身体のストレッチ」です。子どもの頃から身体が固く、学校の先生から「風呂上がりにストレッチする習慣を身につけなさい」と言われてきたのですが、この年になっても一向に改善されないばかりか、一層身体が固くなってきているのを危機感と共に痛感させられています。腰や肩など、身体の固さからきていると思われる慢性的な痛みも気になっているところです。
そして、身体だけではなく、頭の中も「固く」なってきてないだろうか?と最近自問させられることが増えてきました。数えてみると、牧師として働き始めてから20年が過ぎ、現在の教会(八王子・甲府)に赴任してからも3年が過ぎようとしています。「時間が過ぎる」ということは「経験を積む」という意味では財産ですが、既成概念にとらわれて「頭が固くなる」危険性もあります。
イエス様はご自分を信じた人々に次のように語られました。
「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
(新約聖書 ヨハネによる福音書8:31,32 新共同訳)
私たちが信仰生活を重ねるごとに頭や心が固くなっていくのではなく、「真理によって自由にされる」とは、何と素晴らしいイエス様の約束でしょうか?
2016年を終えるとき、「心も身体も自由に(柔らかく)なったなあ~」と感じられるような一年を過ごしたいと願っています。
セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋
※写真は八王子市内大和田橋からの初日の出です。