日別アーカイブ: 2015年2月20日

主が救い出されたことを思い起こしなさい

先週に続いて「忘れる」ということを考えている中で、旧約聖書に考えさせられる言葉がありました。

自分のもとに売られてきた奴隷が6年間働いたならば、7年目には彼らを解放してやりなさい、しかも彼らに惜しみない贈り物をもたせなさい、と神様はイスラエルの民に言われました(申命記15:12~14)。

その理由について続きの箇所に次のように書かれています。


 

「エジプトの国で奴隷であったあなたを、あなたの神、主が救い出されたことを思い起こしなさい。それゆえ、わたしは今日、このことを命じるのである。」

(申命記15:15 新共同訳)


 

エジプトで奴隷だったイスラエルの人々も、時が流れ、環境の変化の中でかつての苦しみや痛みを忘れ、実際にエジプトで奴隷生活を経験した世代はいなくなったことでしょう。人間は「忘れる」生き物なのです。そんな人間に神様は言われるのです。「かつてあなたが奴隷だった日のことを、そしてわたしがあなたをそこから救い出したことを忘れないようにしなさい」と。

苦しみを経て人は自分に対して謙虚に、そして他者に優しくなることが出来ます。その苦しみから自分を救い出してくださった神様に感謝します。しかし、苦しみが過去のものになってしてしまうとき、神様への感謝も、同じような苦しみの中にある人への優しい気持ちも風化してしまうのです。

私たちの周りに、私のかつての傷、かつての苦しみのゆえに、分かり合える傷・苦しみを抱えておられる方がおられないでしょうか。私を救い出された神様の御手を思い起こし、苦しみの中にある方のために祈りたいと思います。

20150221主が救い出されたことを思い起こしなさい

セブンスデー・アドベンチスト甲府キリスト教会 牧師 伊藤 滋

※今週出会った風景:雨上がりの小径。

青年による讃美とメッセージ

2月14日の安息日は、東京近郊の教会から青年たちが集まり、安息日学校・礼拝のプログラムを担当してくださいました。

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青年向けの伝道の働きの取り組みの報告や

 

 

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今日のために書き下ろした「少年サムエル」の紙芝居です。

 

 

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特別讃美歌の様子です。

 

 

 

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自分がイエス様を信じる信仰に導かれた証しや、礼拝説教を担当してくださいました。

神様がこのような若い方々を通して働いておられることをみんなで感じることのできた祝福された安息日でした。

 

 

 

 

第一回「み言葉と食事を食べる会」の報告

2月13日(金)17時より、甲府キリスト教会で、第一回「み言葉と食事を食べる会」がもたれました。

翌日の安息日プログラムを担当された東京近郊の教会の青年たちも加わって、賑やかな楽しい集まりになりました。

初めに礼拝堂に集まり、自己紹介(初対面の方々もいましたので)の時間をもちました。

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その後、みんなで讃美歌を歌い、聖書の言葉を読みました。

「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」

(ヨハネの黙示録3:20 新共同訳聖書)

イエス様は私たちの心の扉をノックし、待っていてくださる。私たちが扉を開くなら、イエス様は中に入って共に楽しい食事を席についてくださる、という約束をみんなで感謝しました。

サンセットの祈りをささげ、みんなで食事をいただきました。

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今日のメニューは、山梨名物の「ほうとう」です!

身も心も温まりました!

次回の「み言葉と食事を食べる会」は、3月13日(金)17時からの予定です。

皆さまのお越しをお待ちしております。